映画「ひろしま」試写会(2014/8/24)
映画「ひろしま」観て来ました。(2014/8/24)
1953年に制作され、1955年のベルリン映画祭で長編映画賞を受賞した作品です。
今から61年前に制作された映画。
過去に観ながらも、気分が悪くなり、途中で帰ってしまった経験のある映画でした。
原爆の広島の当時の状況を忠実に再現した映画です。 改めて、観ましたが、素晴らしかった。
最後まで、淡々と忠実に描いてあって、お涙ちょうだいみたいな変な造り方ではなく
本当に、忠実と描いてある素晴らしい映画でした。
当時、約8万8500人の広島の方のエキストラで制作したにも拘らず、その描写から 配給元から、
3つの場面をカットするよう要求されたものの、
制作側は譲らず 大きな映画館では公開されませんでした。
小さな会場ばかりで。 上映まで国際的な大きな壁があり、国内にも大きな壁がありました。
制作した、関川秀雄監督の、それは絶対譲らないと云う信念。
その想いを後世が受け継ぎ、全国で上映する活動が8年前から始まったそうです。
丁度、自分の住んでいる地域で上映すると知ったのが、8月に入ってからでした。
本当にまた観れて良かったです。
後世に語り継ぐって、こういうことなんだ。と違う意味で感じ取れた瞬間でした。
足を運んだ方々も多く、自分の活動は間違いではない。と改めて力を頂けた瞬間でもありました。
オリバー・ストーン監督や長崎の田上市長からの文章もあり、
込み上げてくるものがありました。
貴重な絵コンテやスケッチなどの展示もしてくださり、
この手に取り、
何か、深呼吸をして色んなことを再度、確認した次第です。
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